11月15日(日)御茶ノ水にある、リットーミュージックさんのスタジオ「RITTO BASE」にて開催した「声と発声のためのエクササイズ・ワークショップ」に参加していただいた方からのメッセージをご紹介します。
・東京藝術大学声楽科の学生さんからのメッセージ
①僕は、ワークショップを体験してから、息が吐けるようになり、より多くの息を吸えるようになりました。そのおかげで長いフレーズを最後まで歌いきれるようになりました。
口腔ケアを体験してから呂律が回るようになり、イタリア語などの発音もスムーズに言えるようになりました。
②こんにちは、先日はありがとうございました。
ワークショップ後、主に重心(足の裏の感覚)を意識して歌っています。
低中音域あたりは深みが増したと友人から言われましたが、音が高くなるにつれ変なところに力が入る癖がまだあるので、それを直すのが今後の課題になりそうです。
また、体が硬いことについてはずっと気づいてましたが、自分自身真剣に改善しようとは思っていませんでした。
先日のワークショップを機に、家でもストレッチなどを実践しています。
大きな変化があれば、またご連絡させていただきます!
③先日はありがとうございます。
僕の発声の選択肢が前のワークショップで増えました。ありがとうございます。
歌自体は呼吸が自然にできるようになったという点です。
しかしそれ以上に歩く時の足の使い方を習って実際歩いてみると、歩くのが楽になり疲労も溜まりにくくなりました。これは歌にも影響してくると思うので、いろいろ考えていかせていけたらなと思います。
重心をどれだけ下に持っていけるかを意識だけでなく、理論立てていけたので今後の歌いやすさに繋がりそうで嬉しいです。
まだまだ癖が残っているので大変ですが、毎日やって進んでいけたらと思います。
また機会があればよろしくお願い致します。
④西川先生、先日はありがとうございました。
わたしは普段から首周りや肩などが硬くなりやすく、そして下半身もとても硬いので、その影響が発声にも現れていました。
しかし今回のストレッチなどを活用することで、呼吸の改善と、高音を出す時の首周りの硬さが軽減され、歌いやすくなったと感じました。
その後の練習でも歌詞の言いやすさなども実感しております。
今後も継続していきたいと感じました。ありがとうございました。
⑤西川先生、先日はありがとうございました。
ワークショップの中で、舌を上顎に密着させて鼻から深く息を吸うという呼吸法をレクチャーしていただきましたが、この呼吸法を意識している時としていない時では重心の高さや体への力の入り方に差が出ます。
やはり意識している時には重心が低い位置を保っていて、脱力した状態での発声が出来ている感覚があります。
また、ワークショップ後に癖で左側に重心が偏ってしまう件についてのアドバイスをいただきましたが、また効果が出てきましたら報告させて頂きたいと思います。
将来の声楽家たちの率直なコメントはありがたいですね。
身体が楽器の彼らの体つきは、ラガーマンかと思うほど立派でした。
ワークショップで得たエクササイズを通して楽器としての体作りをして、声楽家への道のりが少しでも短くなることを願っています。
リットーミュージックVocal Web Magazineの記事にも、上のコメントを含めワークショップ当日の様子がレポートされてますので、併せて御覧ください。